ソロキャンプ440

キャンプ沼にはまったおっさんのブログ

徒歩キャンプにおすすめな焚き火台「TOMSHOO チタン ウッドストーブ」を私が愛用する理由

どうも。440です。

今日は私が徒歩キャンプで愛用している焚き火台の話です。徒歩キャンプに行く場合どうしても荷物に制限があるため、どんな焚き火台でも持っていけるわけではありません。軽さやコンパクトさが求められるなか、私がたどりついた結論がこの「TOMSHOO チタン ウッドストーブ」です。

TOMSHOO チタン ウッドストーブ アウトドア キャンプ バーベキューコンロ・焚火台 折りたたみ (専用収納バッグ付き)

 

 

ざっくりとスペック紹介

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出典:amazon

TOMSHOOというブランドのチタン製ウッドストーブです。底面が1辺12.5cmの正方形で高さが16cmある小型ボックスタイプ。チタン製なので重量が204gと超軽量なのが特徴。Amazonで4000円くらいで購入しました。

 

5つのいいところ

超軽量204g!

なんといってもこの焚き火台の一番のメリットはその軽さでしょう。重量はなんと204g。軽量焚き火台の王道であるピコグリル398の約半分の重さです。

徒歩キャンプにおいて、重量が軽いというのは正義です。肩に食い込むぱんぱんになったバックパックの重みを感じたことのある人ならばご理解いただけると思います。

どこにでもしまえる携帯性の良さ

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収納時はこんな感じです。厚みは1㎝もないです。軽くてもかさばるようなら徒歩キャンプには不向きですが、このサイズ感であればバックパックのどこにでも忍ばせることが可能です。

ちなみに、下にあるのはセリアのステンレスパッドで、焚き火シート替わりに使っています。

意外と料理がしやすい

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小型の焚き火台は薪を補給する際に鍋をどかす必要があったり、面倒なことが多いです。その点、この焚き火台は側面に大きな口がついており、そこから鍋をどかさずに薪を補給することができます。

また、薪を突っ込む量を調整することで火力調整も難しくありません。

薪がほとんど燃え残らない

煙突効果が期待できる形状なので、燃焼効率が非常に良いです。燃え残りもほとんどがなく、焚き火の後は灰が残るのみです。

焚き火を片付ける際に燃え残りの炭の扱いは非常にやっかいな問題です。車でのキャンプであれば火消壺など用意すればよいのですが、荷物に制限のある徒歩キャンプではそうもいきません。できれば薪はすべて燃やし尽くしたいところ。この燃焼効率は限られた積載容量から火消壺という荷物を消してくれます。

なお、わずかに残った炭は濡れたキッチンペーパーでくるんで燃えるゴミとして持って帰ります。

耐久性は◎

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50回くらい使っているので歪みは発生していますが、使用にはまったく問題ありません。よく見ると側面の板にはくぼみが作ってあり、強度を増す構造になっています。これだけ使っても機能を維持しているので、非常に堅牢で秀逸なデザインの焚き火台だと思います。

イマイチな点が3つ

ここからはイマイチな点も挙げさせて頂きます。完璧な焚き火台など存在しませんのでいくらお気に入りの道具でもイマイチな点はあります。

火力の維持に忙しい

燃焼効率が良すぎるので、火力を維持するための燃料補給には非常に手がかかります。大型の焚き火台のように、たまに薪を補給すれば火が維持されるとはいかず、結構な頻度で薪を突っ込む必要があります。とはいっても、火床が小さいので一度に燃やせる薪の量は少なく、燃費が悪いわけではないのが救いです。

鑑賞用の面で弱い

大きな火を眺めたり、いろんな組み方でいろんな炎を楽しみたいという焚き火の鑑賞と面でこの焚き火台は向いていないでしょう。この焚き火台に限らず、小型の焚き火台はどうしても薪の投入に制限があり、いろんな組み方ができる余地はありません。

私の場合、徒歩キャンプではこの点はあきらめています。大な火を楽しみたいときはバイクで大き目の焚き火台を持っていきます。

売っている薪がそのまま使えない

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小型の焚き火台のため、売っている薪がそのまま使えないというデメリットがあります。徒歩キャンプでは、薪はキャンプ場で買うことが多いのでこの点は非常に面倒な点です。実際、私もこの点には長らく悩まされまして、薪をそのまま使えるピコグリルの出番のほうが多いという時期もありました。

しかし、写真のように薪を横から差し込む使い方をするようになってからは使用頻度が爆発的にあがっています。この方法でも売ってる薪は太すぎてそのまま使えないのですが、それは太さの話で、長さの問題はなくなりました。太さも2cmくらいの太さまで割ればよいので、のこぎりですべての薪をカットするよりは手間が少ないです。

結論として、徒歩キャンプにおすすめ

なにより軽くて持ち運びがしやすい、徒歩キャンプにはうってつけの焚き火台です。youtubeとかで使っている人もあまりおらず、知られていないのが非常に残念に思います。とてもよい焚き火台なので、徒歩キャンプする人に自信をもっておすすめします