徒歩キャンプにおすすめ!ダイソーで200円で買える超軽量82g焚き火リフレクター
どうも。440です。
冬のキャンプで焚き火で暖をとるときに便利なのがリフレクターの存在です。
焚き火からの放射熱を反射してくれるので、あるとなしでは焚き火での暖かさが段違いです。
これと同じようなリフレクターを私ももっていて使用しています。
ただ、非常に重たいのでバイクのときはいいのですが、徒歩キャンプの時はさすがに持っていくことができません。今回はそんな徒歩キャンプでも使える軽量な焚き火リフレクターについて紹介します。
それはダイソーで200円で買えます
ダイソーで200円で売っているガスコンロ用アルミパネル。
これが焚き火台のリフレクターとして非常に優秀です。
100円でワンサイズ小さいものもありますが、200円のワイドタイプが大きくておすすめです。ピコグリル398と同じくらいのサイズの焚き火台ならば問題なく使えます。
非常に安っぽい見た目ではありますが、熱の反射は十分で非常にあたたかいです。
それは重量は82gと超軽量です
重量は82g(※)と超軽量です。
私の持ってる金属製の焚き火リフレクターが40cmタイプで1.2kgでしたのでそれと比べると非常に大きな差があります。さすがに1.2kgを徒歩で持ち歩くのは厳しいですが、82gであれば徒歩キャンプでも問題ない重さといえるでしょう。
ただし、軽量すぎるので風には弱いです。そこそこの風でも結構飛ばされますので、石などで飛ばないように工夫して設置する必要があります。
※コンロに固定するためのマグネットは取り外した状態での重量になります
それは畳むとA4サイズでコンパクトです
アルミパネルなので折りたためばA4サイズになります。
ピコグリルのケースにさっと入る薄さと大きさなので、どこにでも収納でき持ち運びにこまりません。徒歩キャンプには非常にありがたい携帯性といえます。
ただし、薄っぺらいので耐久性はお察しレベルです。私は破れたら買い替える方針でラフに使っており、現在3代目です。
まとめ
正直に言って見た目はあまりいいとは言えません。
しかし、ここまで軽量な焚き火リフレクターが他にないというのも間違いない事実です。
徒歩キャンプにおいては荷物が制限されますので、性能面で問題なければこういったものを使うも一つの選択肢ではないでしょうか。
冬キャンプにて飲み物がすぐに冷めてしまう問題について考える
どうも。440です。
冬キャンプにおいて温かいのみ物は体の芯から暖めてくれる非常にありがたいものです。しかし、冬の寒空の下では温かい飲み物もすぐに冷めてしまいます。この問題に対してどのように対応するのかは、冬キャンプにおいて非常に重要なテーマではないでしょうか。
人それぞれに様々な対処をしていると思いますが、対策は大きく3つに分けられると考えます。
①冷めたら温める派
飲み物が冷めてしまうのならば、温め直せればいいいじゃないと考え方です。芸人のヒロシさんものこの考え方であると動画で言っており、焚き火で温めることが可能なホーロー製のマグカップを愛用されています。
冷めたコーヒーを焚き火で温め直すというのは、かっこよくロマンがあります。
この考えの場合は、直接火にかけても問題のないカップを使う必要があります。スノーピークのチタン製のシングルウォールマグカップが人気ですね。
スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ チタン シングルマグ 容量300ml MG-142
ただし、直接火にかけて加熱するので加熱直後はカップ自体が熱くなりすぎてしまいます。飲むときは火傷に注意が必要です。
②冷めないカップを使う派
そもそも冷めないようになんとかしよう、という考えから保温性の高いカップを使う方法です。何時間と保温できるわけではありませんが、ゆっくりとコーヒーを飲む時間くらいは温かさをキープできるものはあります。
スノーピーク(snow peak) ステンレス真空マグ 300 MG-213
保温性を考えるならば断然「真空断熱」のマグをおススメします。チタンのダブルウォールと比べても真空断熱の方が保温性が高いです。
ただし、保温性が高いといってもカップなので開いている上部の口から熱が逃げてしまう点には注意が必要です。さらに保温性を高めたい場合は、蓋つきのものを選ぶのがよいと思います。
③冷める前に飲み切る派
別に冷めてもいい、もしくは冷める前に飲み切ればいいじゃない。それよりも軽さや収納性が重要だと考える人も多いです。
前述のステンレスの真空マグなどは110gとそれなりの重さがあります。その点、下記のフォールダーカップは25gと軽くコンパクトに折りたたむことも可能です。UL志向が強い人ならば、飲み物が冷めるよりも軽さを重視するかもしれません。
Wildo ウィルドゥ フォールダーカップ【日本正規品】 (デザート)
ただし、このカップ私も持っていますが飲み物が冷めるのは本当に早いです。気温が9℃くらいの秋のキャンプでも、30分としないうちにコーヒーがぬるくなってしまいました。
私の選択はコレ
サーモス 真空断熱カップ 280ml ステンレス JDH-280 S
私は冬キャンプではこちらを愛用しています。
真空断熱なので保温性も高いですし、値段もそれほど高くないのもポイントが高いです。
あと、このカップのいいところは底が丸くなったデザインであることですね。
基本キャンプのときは、いちいちカップを洗ったりせずウェットティッシュで拭いてすますことが多いです。普通のマグカップだと底面の角の部分とかが拭きづらいのですが、このカップは底が丸いので非常に拭きやすいです。
スタッキングの面でなかなか合うサイズのクッカーが見つからないのが悩みどころですね。それでもこのカップを使っていますので、保温性は非常に魅力的なカップだと思います。
徒歩キャンパーが2021年買ってよかったキャンプ道具ベスト5
どうも。440です。
今年買ってよかったキャンプ道具の紹介です。
私のキャンプは徒歩かバイクでいきますが、悩ましいのが徒歩キャンプの際の道具選びです。徒歩キャンプはバイクでのキャンプよりもさらに持っていける荷物少なく、パッキングにも工夫が必要になります。そんな徒歩キャンパーの視点で今年買ってよかったものベスト5を紹介させていただきます。
- 5位 Soomloomのタープ
- 4位 KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cm
- 3位 エバニュー(EVERNEW) チタンカップ400FD RED EBY265R
- 2位 oxtos(オクトス) NEW透湿防水コンプレッションバッグ 15L
- 1位 モンベル スペリオダウンジャケット
5位 Soomloomのタープ
Soomloom 屋外キャノピーテントシェルター タープ シェード20Dナイロン 3x2.9m 19箇所
なんといっても軽量540g
このタープの魅力は何といってもその軽さです。付属品を除いた本体+ケースの実測値は540gと徒歩キャンパーにはうれしい重量となっています。
ループの数も合計19か所あり、DDタープと同様に様々な張り方も可能なところもうれしいポイントですね。
3×2.9と微妙に正方形ではない点は、特に問題ありませんでした。屋根として使う分には正方形のタープと使用感は変わりません。ステルス張などの複雑な張り方の時は影響があるかもしれませんが、その点は未確認です。申し訳ありません。
私は主にハンモック泊の屋根として使用しましたが、軽さとサイズ感が使い勝手がよく非常に満足しています。買ってよかった。
4位 KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cm
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cm パワーツイスト-単品 コンパクト・軽量・伸縮式タープポール (BLACK)
軽いし1本にまとまる点が最高
分割式ポールのあの何本もの部品が入った、微妙にかさばり、それなりの重さのある細長い袋の持ち運びから解放されるためのアイテムです。
ハンモック泊をする際にタープで屋根をつくるのですが、夜寝るときはともかく昼間は片方の屋根を跳ね上げたいものです。現地で枝を拾ってポール代わりにするなんてことができればよいのですが、整備されたキャンプ場で枝を拾うのは現実的ではありません。そのためポールは持っていきたいのですが、重さとサイズがネックとなり悩ましい。それを解決してくれたのがこのポールでした。
まず、重量は197gと200gを切る非常にに軽量なものになっています。分割式のポールは重さもそれなりですが、ポールを分割してるので収納サイズがどうしても太くなってしまいます。その点、このポールは伸縮式なので収納時も1本にまとまりコンパクトです。
私はこのポールを1本だけ所持しています。ポール1本だけで屋根を立ち上げることができるのかと思われるかもしれませんが、写真のような張り方だと1本でも立ち上げることができますよ。
3位 エバニュー(EVERNEW) チタンカップ400FD RED EBY265R
エバニュー(EVERNEW) チタンカップ400FD RED EBY265R
絶妙なサイズ感の名品
とにかくサイズ感が絶妙です。コーヒー一杯分のお湯を沸かすのに非常に使い勝手がよいです。満水が400mlなので、頑張ればカップヌードルのお湯(350ml)も沸かせないこともありません。
ケトルやポッド、シェラカップなどと比べて具体的にどこがよいとは言葉にしづらいものがあるのですが、使用頻度は圧倒的に高いです。無意識に使いたくなる魅力がこのカップにはあるんですよね。
また、110のOD缶がぴったり入るサイズなので持ち運びに困らない点も気に入っています。
2位 oxtos(オクトス) NEW透湿防水コンプレッションバッグ 15L
oxtos(オクトス) NEW透湿防水コンプレッションバッグ 15L (ブラック)
シュラフをバックパックに外付けするのに便利
シュラフに最初から付属している収納袋だと、バックパックに外付けする際に幅が微妙にあわないときがありませんか?
それを解決してくれたのがこの袋です。
写真のようにバックパックに外付けするのにぴったりなサイズです。また、袋についているベルトとバックパックのループをカラビナで接続すれば、すっぽ抜けないように取りつけることもできます。
私はこの袋にシュラフやダウンジャケット、ダウンパンツなどを入れて使っています。一つのものだけでなく、複数のかさばるものが一緒に収納できるので非常に重宝しています。
1位 モンベル スペリオダウンジャケット
出典:モンベル
モンベル | オンラインショップ | スペリオダウンジャケット Men's
非常にあたたかい。買ってよかった
当初はこれより安い中華製のものと迷いましたが、こちらにしてよかった。非常に暖かく満足しています。
コンパクトに収納し、気軽に持ち運べるようにしたいという点からこの手のダウンジャケットの購入を考えていました。このモンベルのダウンもコンパクトに収納できるので持ち運びに苦労しないのがいいですね。
実際に最低気温-3.6℃の冬キャンプでも使用しましたが、800FPのダウンの保温性能は素晴らしく問題なく過ごすことができました。
「逆に考えるんだ、結露してもいいと考えるんだ」冬キャンプで結露する前提で考える3つの対処法
どうも。440です。
冬のキャンプと切っても切れない関係なのが結露の問題です。結露問題の対策といえば、
・ダブルウォールのテントで空気の層をつくると結露しにくい
・コットン素材のテントは結露防止の効果がある
・ベンチレーションを開けて、換気をすれば結露しない
など様々な対策があります。
しかし、私の短いながらのキャンプ経験からすると、
結露を完全に防ぐことは不可能じゃなかろうか。
仮にできたとしてもものすごくコスパが悪そうだ。
という結論に達しました。
そこで、逆に必ず結露はするものとしての結露対策について考てみたいと思います。
まずは、シュラフを守る
ダウンシュラフは水にぬれると保温機能が失われてしまう危険性があります。冬キャンプの寒空のした、シュラフが使い物にならなくて震える夜を過ごさないためにも、まずは、結露からシュラフを守る必要があります。
シュラフを守る方法は、おおよそ2つあります。シュラフ自体が防水性をもつか、カバーを使用するかです。
シュラフ自体に防水性がある場合は簡単です。持っている人はそのまま使えばよいですし、これから買うう人は防水性も考慮してシュラフを選べばよいでしょう。すでに防水性のないダウンシュラフをお持ちの人はシュラフカバーを使うのがよいです。
私のもっているダウンシュラフも防水性はありませんので、下記の商品をシュラフカバーとして使っています。
エスケープヴィヴィは非常に良いのですが、その保温性から暑すぎる場合があります。そんなときは、こちらを上からかけるのもいいですよ。
◆デュポン"! タイベックRシルバー◆透湿・防水・遮熱シート 2m x 1m
タイベックシートは安くて重量も軽いし、いろいろと使い勝手がよいのでお勧めです。
水滴は拭き取ればよい
当たり前のことではあるのですが、テントが濡れたならば拭けばよいのです。ただ、普通にタオルなどで拭いていては効率がよくないので、テントを拭くのにおすすめのアイテムがあります。
アイオン 超吸水スポンジ ロングタイプ ブルー 最大吸水量 約650ml 1個入 日本製 PVA素材 絞ればすぐに元の吸水力復活 結露対策 水滴ちゃんとふき取り 615-B
これはすごいですよ。テントについた水滴をびっくりするくらい吸ってくれます。絞ればすぐに吸水性をすぐに取り戻しますので、短時間で繰り返し使うことができます。
結露取用ワイパーや、速乾性のタオルなどふき取りグッズをいろいろ試しましたが、テントのような柔らかい対象の結露をとる場合はこのスポンジが一番でした。
ワイドサイズなので、大き目のテントならそのまま使えばよいし、小さいテントの場合はカットして使うこともできます。
完全乾燥はあきらめて濡れたまま持って帰る
たとえ、テントについた水滴を拭きとったとしても、天候とチェックアウトまでの時間によっては完全乾燥することはできません。そんなときは素直にあきらめることが肝心です。濡れたテントは持ち帰って家で干しましょう。
テントを持って帰る際に便利なのが、ドライバッグです。防水なので雑に放り込んでも他の荷物を濡らすことがありませんし、空気を抜いて圧縮することも可能です。
ドライバッグ 防水バッグ 3点セット 8L/40L/70L ドラム型 折りたたみ リュック アウトドア 収納バッグ 軽量 防災 釣り 海水浴 カヤック ビーチ プール 登山 旅行用
私は上記の3種セットを使っています。
荷物によって持っていくサイズを選べるのでいいですよ。タープのみなら8L、テントなら40Lを持っていきます。70Lは雨の日の荷物の退避場所としてとても便利です。
まとめ
なにごともあきらめが肝心です。
できないものはできないのですから結露を防止するのではなく、起きたあとどうリカバリーするかを考える方が効率が良いのではないでしょうか。
12/22-23最低気温-3.6℃気温推移と寒さ対策の記録(新戸キャンプ場)
どうも。440です。
当初の予定では道志みちを通って椿壮まで行く予定でしたが、路面凍結のため予定を変更して新戸キャンプ場に1週間もたたずに再訪です。
日程・場所
日程
12/22-23
場所
神奈川県 新戸キャンプ場(標高180m)
年末年始の休業は12/28-1/7だそうです。行かれる方はご注意ください。
移動手段
原付
バイクの運転には自信がないので、道志みちが凍結していた場合はまともに走れる自信がありません。道志みちの入り口あたりで何か所か凍結していたので、今回は近場の新戸キャンプ場に予定を変更しました。
天気
晴れ。冬至のため日が暮れるのが早く、雲はないけど山の影になって非常に寒かったです。
装備
服装
・ベース
ユニクロ エアリズムVネックT
ユニクロ ヒートテック極暖クルーネック(長袖)
・ミドル
ユニクロ フランネルシャツ
ユニクロ フリースフルジップジャケット
モンベル スペリオダウンジャケット
・アウター
ワークマン コットンキャンパー
・下半身
ユニクロ ヒートテックタイツ
ユニクロ レギュラーフィットチノ
Naturehike ダウンパンツ800FP
Naturehike アウトドアテントルームシューズ
いつもの服装です。もう今シーズンはこの装備で大丈夫そうです。
就寝装備
・テント:コールマン(Coleman) ツーリングドーム ST https://amzn.to/3qo6cEp
・グランドシート:テント付属品
・テント内:デュポン タイベックRシルバー 2mx1m
・マット1:Soomloomアウトドアマット ※約130cmにカット
・マット2:SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトS.I.マット (X-スモール) ST81101
・マット3:BUSHMEN サーモブランケット
※長さが足りない分をサーモブランケットを下に敷くことで対応
・寝袋:AEGISMAX 封筒型ダウン寝袋
・予備:Naturehike 封筒型シュラフ
新しいテントを購入しました。定番のツーリングドームSTです。インナーテントが広くなったので、寝袋がテント側面に接触することがなくなりました。これで寝袋が凍り付くことはありません。
前回余裕でしたので今回寝袋のスペックを落としてみましたが、見事に失敗。夜中に寒くて目が覚めました(幕内2.8℃)。予備で持ってきた化繊の封筒型シュラフを追加して緊急対応しました。
保険
・Naturehike 封筒型 シュラフ ※使用済
・SOL(ソル) エスケープヴィヴィ O.Dグリーン 12516
・コミネ(KOMINE) バイク用 エレクトリックライニングベストUSBブラック free EK-101 1125 秋冬春向け 電熱
今回は保険で持ってきたものが役に立ちました。予報より大きく冷え込みましたので、いざというときの装備の重要性を実感しました。ただ、徒歩の時どうするかが問題なんですよね。
気温推移
・予報(相模原緑区)
Yahoo天気アプリ「神奈川県 新戸キャンプ場」の予報
・予報(道志村)
Yahoo天気アプリ「山梨県 椿荘オートキャンプ場」の予報
新戸キャンプ場は、山梨県に近いのでこちらの予報のほうが近いかもしれません。
・温度計1
アプリに定期的に気温を記録。今回は、石の上に直置きして設置。高さ5cm。
・温度計2
最高最低気温のみデータを保持する機能。IN側はテント内に設置。OUT側はテントを固定するペグに絡ませて設置。高さ3cm。不定期に手動で撮影して記録。
気温-3.6℃の朝。テントが氷つきました。
まとめ
体感
日中の椅子替わりにハンモックも張りましたが、寒くてあまり使用しませんでした。日も当たらず、風もあったので気温以上に寒かったです。
夜中は寝袋のスペックを落としたせいか寒く、保険の装備を使用しました。ただし、外気-3.6℃で幕内0℃の環境であれば、ダウンと化繊の封筒シュラフの組み合わせで快適に過ごせるという実績が得られました。今後の荷物削減に役立てたいと思います。
今後の課題
道志みちが路面凍結すると行動範囲が制限されます。いろいろな選択ができるようキャンプ場の新規開拓が必要と思います。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム100はとてもいいテントだが身長169cm以上の人にはおススメできない
どうも。440です。
今年のブラックフライデーで購入したFIELDOOR フィールドキャンプドーム100を実際に何度かキャンプで使用してみたのでレビューしたいと思います。
結論からいうと、とてもいいテントです。ただし、身長169cm以上の人には全くおススメできないテントでもあります。
とりあえず簡単にスペックを紹介
サイズ: 本体サイズ : (約)210cm×105cm×110cm
インナーサイズ : (約)200cm×100cm×100cm
収納時 : (約)φ18cm×44cm
材質 : ポリエステル
ポール : 超々ジュラルミン (A7075系)
ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系)
重量: (約)2.2kg
耐水圧: 1,500mm以上
Amazonの商品ページからの引用ですが、実際に使った感じではだいたい正しいように思います。
いいところ
ペグ抜きの実測値で2.0kgを切る軽さ
ペグは愛用のチタンペグを持っていきますので付属のものは外して、専用のグランドシートを入れた状態で重さをはかるとぎりぎり2kgを切る重さでした。徒歩キャンプするときにこの重量の軽さは非常にありがたいです。
バックパックに収まるコンパクトさ
収納時の幅の実測値は42cmでした。このサイズですとバックパックの中に入れることはもちろん可能ですし、外付けした場合も邪魔になりにくい幅だと思います。
インナーがメッシュじゃないので冬もOK
私がこのテントを購入した最大のポイントです。
軽量なテントというのは、インナーがフルメッシュであることが多いんですよね。夏は風通しが良くていいのですが、冬は隙間風があるのでやっぱり寒いです。軽量化のために仕方がないのですが、いくら軽くても冬に寒すぎるテントは使いたくないです。
その点、このテントはインナーがメッシュではないので隙間風の心配がなくとても暖かいです。フライにスカートがないので、インナー自体に風があたってはいるのでしょうが、テントのなかで風を感じることはありません。実際に-3℃の環境でキャンプしましたが、テント内は4℃で風もなく問題なく過ごせました。
キャノピーが作れる
地味にありがたいのがキャノピーが作れるデザインですね。
実際にこの小さなキャノピーでタープのように雨が防げるかというとそうではないのですが、あるとないとでは結構な差があります。雨の中テントに出入りする際に非常に助かりました。
1万円を切る安さがありがたい
通常時でも8000円とお手頃価格です。私がブラックフライデーで安く買えたように、たまにあるセールでさらに安くなることもあります。価格も安定しており、不当に値段が吊り上げられることもないので初心者の最初のテントによいと思います。
悪いところ
フライのテンション調整ができない
残念なのはフライをインナーにかぶせたときにゴムをひっかけて固定する仕組みです。ひっかけるだけなのでテンションを調整することができず、テントをキレイに張るのに苦労します。また、ゴムなので耐久性に不安がある点も残念です。
インナーが狭い
致命的な点がインナーが狭いことです。私は身長169cmですが、寝た時に足先がテントの側面にあたります。足先があたらないようにすると今度は頭があたるという絶妙なサイズ感です。クッカーのスタッキングなら、シンデレラフィットでよいのですが、実際にテント内で過ごすとストレスが溜まります。
また、実用的な面でも外気温-3℃の環境でテント側面に触れたダウンシュラフが凍り付くといったこともあり、もう少しスペースに余裕が欲しいところです。
スペック上のインナーサイズは200cmと余裕がありそうなのですが、実際には側面が傾斜しているので寝た時のつま先の高さだと余裕がなくなるみたいです。テント購入の際には底面の幅だけで判断しない方がいいですね。
まとめ
軽量でインナーがメッシュでないテントは貴重であり、価格も安いとなれば買いなのは間違いない優秀なテントです。ただし、インナーの狭さは致命的なので背の高い人には全くおすすめできません。身長が160cmまでの人には非常におすすめできる良いテントです。
12/17-18最低気温-3℃気温推移と寒さ対策装備の記録(新戸キャンプ場)
どうも。440です。
12/17から一泊のキャンプの記録です。今回はバイクで新戸キャンプ場に行ってきました。朝方には気温が-3℃まで下がりましたが、無事なんとかなりました。
日程・場所
日程
12/17-18
宿直勤務あけの午後からのキャンプです。
場所
神奈川県 新戸キャンプ場(標高180m)
ハンモックも持ってきていましたが、いつもの場所が開いていなかったので、朝に日が差す場所にテントを張りました。
移動手段
原付
天気
基本曇り。降水確率が10%でしたが、夜には一時雨が降りました。常時ではないですが風も強かった。
装備
服装
・ベース
ユニクロ エアリズムVネックT
ユニクロ ヒートテック極暖クルーネック(長袖)
・ミドル
ユニクロ フランネルシャツ
ユニクロ フリースフルジップジャケット
モンベル スペリオダウンジャケット
・アウター
ワークマン コットンキャンパー
・下半身
ユニクロ ヒートテックタイツ
ユニクロ レギュラーフィットチノ
Naturehike ダウンパンツ800FP
Naturehike アウトドアテントルームシューズ
いつもの服装です。今回は初めて氷点下の環境となりましたが、この装備で全く問題ありませんでした。
就寝装備
・テント:FIELDOOR フィールドキャンプドーム100
・グランドシート:テント付属品
・テント内:デュポン タイベックRシルバー 2mx1m
・マット1:Soomloomアウトドアマット ※約130cmにカット
・マット2:SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトS.I.マット (X-スモール) ST81101
・マット3:Naturehike 封筒型シュラフ
※長さが足りない分を封筒型シュラフを下にすることで対応
・寝袋:Soomloom マミー型ダウンシュラフ 650FP羽毛量1000g
保険の装備(未使用)
・Naturehike インナーシュラフ
・SOL(ソル) エスケープヴィヴィ O.Dグリーン 12516
気温推移
・予報
Yahoo天気アプリ
あいかわらず新戸キャンプ場は予報との差が激しいです。キャンプ場のある相模原市緑区は非常に広く、街中と山のほうでは環境が大きく変わるのですが天気の区分は一緒です。そのため場所によって気温などは誤差が大きくなってしまうようです。
・温度計1 https://amzn.to/3q4aIrf
アプリに定期的に気温を記録する。ただし、アプリに読み込まないと気温が見れない。今回は、バイクの上に設置。高さ15cmくらい。
・温度計2
最高最低気温のみデータを保持する機能がある。IN側はテント内に設置。OUT側はテントを固定するペグに絡ませて設置。高さ3cm。不定期に手動で撮影して記録している。
まとめ
体感
暖房器具なしで焚き火で暖をとる形で過ごしたけど、特に問題なく過ごすことができました。
朝方は-3℃と今シーズン初の氷点下となりましたが、体感の寒さはそれほどでもないという感じ。去年の今頃も同じくらいの気温だったけどその時は外での活動はできず、寝袋にくるまってがたがた震えていました。
今シーズンから服装を見直したのが功を奏したしたようです。
今後の課題
朝起きたら寝袋の足先の部分が凍り付いていました。テントが狭くの側面に足先があたってそこが凍り付いたようです。幸いにしてダウンの機能が喪失するほどではなかったのですが、さらに寒くなったときの不安があります。もう少し広いテントが欲しいです。